イメコンにハマった当初は、ついつい「得意な色」とか「得意な形」のアイテムが欲しくなって、色々買い直そうとしてしまったんですよね…。
特に「顔タイプエレガント」って、なかなかなブランドがおすすめされるのですが、私はパート(以前は派遣)OL。
正直ボーナスは頂いたことのない人間なので、未だにデパコスやブランドアイテムって、手が出せないというか馴染みがなくてほとんど持っていなかったりします。
かといって、「欲しいからお金稼ぐぞ!」という気力もなくて(笑)。
まぁ…持っていなくても死なんしなくらいの気持ちで、自分からブランドらしいブランドものを手にする機会を作ってこなかったパターンの人間です。
なので、新しい服が欲しくなった時は、「おすすめ」されるモノの中から買えそうなモノを探していったわけなのですが、そもそもそんなに服がいらないのでは?と思い至りまして、ミニマムなおしゃれを目指すのもいいな…と感じたことのについて書いてみました。
私のイメコンスペックについて
>>>【コラム】イメコンスペックとわたし
イメコンで自分を知ったらミニマリストに近づいた!?厳選されたものに囲まれる心地よさにハマる
似合うものを知るって、楽しいですよね!
実は○○のほうが似合っていたのか〜!
○○っぽい××なら持っていたよ、などということは、イメコン沼の方なら経験があると思われます。
かといって、その××が最適解ではない場合、ついつい「ほんとうに似合うアイテム」を探しに行ってしまうんですよね。
しかも、Twitterやインスタでは、どんどん素敵なブランドやアイテムが発掘されたり発売される情報が飛び込んできます。
全部買いたい。
そんなことできるわけない私のお財布。
だから選んで買っているのに、
- なんか物足りない
- クローゼットがおしゃれにならない
- コーデがよくならない
私の場合は、アイテムが多すぎることが原因だと気が付きました。
実はイメコンを意識しすぎて「着ない服」が増えていた
素晴らしく自分に似合うアイテムやスペックを知ったことで、クローゼットのアイテム入れ替えが楽しくてたまらず、実店舗やネットショッピングがはかどっていた頃。
私はパートOLの仕事を、多忙による体調不良もあって辞めることにしました。
そして仕事用の服(オフィスカジュアルだったので、制服はないのです)が余るクローゼットを整理してみました。
週末にまとめて洗濯する一人暮らしさんだと、上下5着は絶対に必要だと思いますが、実家住みの私に果たしてこの物量は最適なのでしょうか?
というか、毎日私の服を見ている人、いる…?
いえ、自分は確かに見ているのですけど、メイクや髪型を変えれば同じ組み合わせでもいいんじゃないですかね?
と、今更になって思ったのでした。
過去の失敗した買い方を繰り返さないためにできる3つのこと
- 手持ちの服や靴、アクセサリーなど全て写真にとって保管しておく
- 収納スペースに入らない量を持たない
(買った分だけ減らす) - そもそも着なくなるモノを買わない
(イメコン診断で最低限のミスを減らす)
よく言われていることばかりなのですが、やっぱり理にかなっているんですよね。
写真で把握して、しかもその画像の数が、クローゼットなどの収納に対して多いなら、もう新しいものは買わない。
または、入れ替えないと、いつまで経ってもお買い物は続き、服の母数が増えるのでコーデ数も増えてしまい、毎回服選びに困るわけです。
少ないお気入りをおしゃれにコーデする。
これがやっぱり最強なのでしょう。
自分の部屋からクローゼットに求めているテイストを探ってみる
私はプライベートで着るものと、オフィスカジュアルとして仕事で着るものを、「分けているようでいて混ぜていた」ことにあらためて気が付きました。
たとえばインナーにはブラウスを着ているし、タイツはいつでも身に着けるし、きれいめカジュアルな雰囲気が好きとはいえ、スニーカーは持っていません。
ただ、いつも感じていたことは、
というぼんやりしたものだったのですが、よく見たらこの基準で買っていた服が多いことなんの!
しかも、今の私の部屋はまさしく北欧インテリアメインのテイスト。
すっきりシンプル、ちょっぴりのグリーン。
これが今の自分の心地よい空間なのですが、なんと服にもそのテイストがめちゃめちゃ反映されていたんですよね。
そして逆に、このテイストから外れていたり遠そうな服は、買ったのに着る頻度がとても少なかったのです。
ということは、私の場合は、仕事とプライベートを分けずに「服のイメージを共有」していれば、いまあるもので事足りていたのです。
好きなものに囲まれるミニマリストを真似れば、ファッションテイストが絞れるかも
この記事を書いている私は、未だに休職中なので新しい服はほとんど買っていないのですが、片付けの時間だけはあるので、改めてこのように整理整頓をしてみました。
▼現在のクローゼットの中
- オールシーズン可、季節モノ(コートや半袖、ニットなど)で分ける
- 色で分ける
- 手前に今の季節着るもの、奥に葬祭、季節モノをかけておく
※インナー類は子供ダンスの引き出し
※ちなみにクローゼットは横幅90㎝程ですが、奥行きがないので、上下にポールをずらして2本設置して、たくさんかけられるようになっています。
こうしてきっちり入る分だけの服でコーデを考えてみる生活をしていますが、選ぶ服の数が減ったことで、コーデのストレスは減りますし、見て覚えていられる量ですから、ショッピングで気になる服があったとしても、まだあれがあるしな…と、うっかりレジに行くことがなくなりました。
何よりも、自分のクローゼットに好きな服しかない。
自分の部屋のインテリアにも似合う服しかないし、それを着て過ごす自分の心地よさといったら、なんでこんなに落ち着いていられるのだろう?と感じるほどです。
極端なまでに物を持たない生活を送るミニマリストさんが話題となりますが、こんなちょっぴり自分なりにミニマムな生活っていいなぁと心底思います。
どうすればいいのか着地点が見つからないなら、テーマを部屋から見つけてみる
私は、
- 服の目的は何か?(仕事、プライベート)
- 収納スペースに対しての物量のバランス
- 手持ち服のジャンル分け、整理整頓
- インテリアとファッションのテイスト確認
から、自分の好きなテーマに気づくという発見に繋がりました。
性格的に、整っていることに心地よさを感じやすいこともあるのかもしれませんが、統一感があると、買い物への欲求やファッションコーデに対しても、悩みが減るというのはあながち間違っていないのではないか、と思います。
特に私のように、〇〇みたいになりたい!とか、〇〇大好き!みたいな強烈なテーマを持っていない、「ダサくはなりたくないからイメコン診断受けてみよう」人間には、生活とつなぎ合わせることのほうが、内面にしっくりくるんじゃないかな…と感じます。
服は自分の気分を変えてくれる物であり、場合によっては相手との信頼関係を築くツールでもあり、自己表現ツールにもなるもの。
だとすれば、1番毎日服を着ている自分を見るのは自分ですよね?
なので、私は自分が違和感を感じず『しっくり』感じるファッションを楽しみたいな〜なんて思うのです。
今回の気づきはそんな考えの私にはとてもぴったりで、アラフォーへ近づく現状にもハマる良いタイミングだったと思っています。
おしゃれの可能性を楽しみ、追求するエネルギッシュな年代は通り越したと思う30半ば。
これからは、たまにこうして整理整頓をして、自分にしっくりくるこじんまりしたファッションスタイルを楽しむのもいいのかもしれません。
おしまい。