別に汚れても破れてもいないのに、なんか着ていく服がない。
オシャレの仕方に悩んでるんじゃなくて、こう…ささっと適当に選んでも大丈夫な、とにかく「よし!これ着ていくか」みたいに思える服がないんですよ。
着たい服がない=着る服がない
あなたのクローゼットも、こんな事になっていませんか?
大丈夫です。
その問題の原因はわかっています。
それは、
自分に必要な服を買ってなかった!!!
そうなんですよ。
これです。
残念ながら、ちゃんと選んで買っているつもりだったのに、私達「着る服が見当たらない難民」は、見当違いの服ばかりを買い漁っていたわけなんですよ。
この問題をスパーンと解決してくれるわかりやすい本を見つけましたので、このページではその本を交えて紹介したいと思います。
ピックアップするおすすめの本は今回2冊あります
- フランス人は10着しか服を持たない パリで学んだ”暮らしの質”を高める秘訣
- お金をかけずにシックなおしゃれ 21世紀のチープシック
着る服がないので、すぐ欲しいんです!という方には、プロにコーディネートしてもらった服をレンタルできる「エアークローゼット」がおすすめですよ。
本を読んでクローゼットを整理できるかやってみた。読んで終わらず、やってみてわかった自分のダメクローゼット
正直、自分ではそんなに服は持っていないと思っていたんですよね。
日本は春夏秋冬という四季があり、さらに仕事用とプライベート用で分けて持っていたので、クローゼットとタンスにぎゅうぎゅうでも、普通だと思っていました。
けれど、1周間=7日に、どれだけその服を着ているのかって見直してみたら…
かなり着ていない!
- タグが付いたままの服がある
- (各シーズン事に服を分けたとして)1ヶ月の間に着ていない服がある
- 服が多すぎてシワになっている
- いつ買ったのか覚えていない服がある
もう何も考えずに、まずはこれを読みましょう。
活字が苦手なら漫画で大丈夫です。
中身は同じです
そして書いてある事をやってみましょう。
そして、さらに厳選したりオシャレを目指すなら、ビシバシと書いてあるこちらを読めばいいんですよ
本当に無駄遣いでしかないクローゼットの断捨離には、意識改革と行動が早いです。
私もアラサー前に読んでおけばよかったなぁ…。
「フランス人は10着しか服を持たない」!?そんなバカなと思って読んでみたらシンプルライフのお話だった
いやいや、そんな10着って、どんだけ丈夫な服なんだよ。
と思って読みましたが、これは多分、主要登場人物のパリのマダムが、オシャレ上級者で、かつミニマリスト。
そしてシンプルライフが主流の国だったからじゃないかと思いました。
…終了。
ではないですっ!
ちゃんと本に書いてあることをやってみましたよ!
こちらの本はエッセイですので、ストーリー性もありとても読みやすい本です。
ですので、普通に読めば、「へえ〜!マダムすげ〜!」、「ジェニファー、干物女じゃん…」で終わってしまいそうなのですが、章ごとに大事なポイントが箇条書きで掲載されているので、ノウハウ本だといえばノウハウ本でもあるのです!
「フランス人は10着しか服を持たない」ってどんな本?
アメリカ人の作者が学生時代にホームステイしたパリのお宅は、由緒正しきフランス貴族の家庭だった!超庶民ガールな作者ジェニファーは、マダムの徹底した美と丁寧な暮らしぶりに触発され、流行りやなんとなく…という気持ちで生活していた自分の暮らし方を見直し、服もメイクも動作もなにもかもが洗練されいくお話。
マダムの圧倒的マダム感と、ジェニファーの無頓着で庶民溢れる性格が、だんだんと意識高い系になっていくところが面白い。
美意識が高いマダムを見習え!シンプルライフでクローゼットもスリムでオシャレになる
読み進めれば読み進めるほど、登場人物のひとりであるマダムの行動は、女優やモデルのようでした。
ジェニファーから見た視点で物語は書かれているのですが、そこから行動を抜粋しただけでも明らかに美意識高い系の人です。
- 朝は早く起きて朝食をとる
- 身支度は朝食の段階から完璧
- 買い物は基本歩きで
- おやつは食べない
- 食品はみんな手作り。そして良い食材を使う
- インテリアは良いものを普段使い
- センスを磨く
- 寝る時も美しい姿
あまりにもズボラなジェニファーに苦言を呈する場面がありますが、基本的にマダムの生活は、自分をひけらかすことなく自己完結している感じがしてかっこいいです。
真の上流階級って、こんな感じなんでしょうかね。
そして肝心のクローゼットに関して。
ポイントは、アウターやドレスを除いて、手持ちを10着におさえるというものでした
ワードローブを10着におさえよう!
- アウターやドレスなどは数に含めなくてOK
- もちろん下着やニットの下に着るインナーなども数えなくてOK
- トップス・ボトムを合計10着前後におさえる
このポイントの利点は…
自分の好きなスタイル(似合うテイスト)を見つめ直し、本当に着回せるお気に入りだけでクローゼットをまとめることができる!ということ。
なので、ちょっといい服が買えるし、着れない服がクローゼットにはない状態が作れるのです。
私が10着に服を絞った方法。部屋着やもう着ないテイストの服が混在していた!
日本で10着は本当に難しいですよね。
しかも女性で、オフィスカジュアルな仕事をしていると、まず無理かなと。
そうはいいいましても、クローゼット整理はしたいので、手持ちの服の種類と、色・形で分けることにしました。
- 仕事用とプライベート用(冠婚葬祭用は除く)に分ける
- 春秋(長袖)、夏(半袖)、冬(素材が厚い)で分ける
- アウターとトップス、ボトムスに分ける
- 色、形が重複していないか分ける
あとは、アラサーということで、「このテイストいつ着るの?」というカジュアル・ガーリー・キレイめの3ジャンルが混在していることを発見しました。
もったいないので、きれいなものはメルカリに。
毛玉も出てきて微妙なものは、小さく切って、掃除用のハギレとして使いました。
「お金をかけずにシックなおしゃれ 21世紀のチープシック」で自分の買い物方法を見直そう。好きな物だけを身に着けてテンションの上がる毎日を暮らしたい
チープシックって何…?
最初に読んだ「フランス人は10着しか服を持たない」に出ていたマダムですが、実は作中では”マダムシック”と呼ばれていました。
シックとはフランス語で、上品で落ち着いている様子を意味するらしいです。
そのシックにチープがつくとどういう意味になるかといえば、
お金をかけずにスマートに装うこと。もしくは、そうした価値観やスタイルのこと。1975年にアメリカで発行された雑誌「チープシック」がその由来。
ファッション通信より抜粋(https://www.tsushin.tv/dic/cheap-chic/)
やりたい!
よし、読もう!!!
読みましたよ〜!
限られた予算の中で、いかに実用的におしゃれを楽しむのかが紹介されているこの本。
服の買い方、目的について書いてあるので、数を減らしたクローゼットをどうしていくのかの参考になりました。
どうして服を買うのか?自分にとって必要な服を買う条件を探す
- 使える予算の中から自分になったおしゃれな服を買うための条件を見つける
- 服を買う目的(自分がその服を着てどうなりたいのか?)
- 自分に必要な服(サイズ、形、色、用途)を確認する
特に、ファストファッションが、すぐに捨てられてしまうことに対して書かれており、環境とか自分の目的とか考えられる大人な本かなと思います。
また、上等なものを中古で手に入れて長く使う方法や、センスの磨き方が書かれているので、根本的におしゃれな人になりたい、目指している、という方にもおすすめ。
自分に本当に必要な服はどれ?目的が決まればクローゼットは毎日着たい服だけになる!
こうして私が欲しい服がなにかがわかりました。
- 品が良く知的に見える服
- スリムなシルエットの服
- 値段にとらわれず(と言ってもローンを組まない買える範囲で)これらの条件を満たす気に入った服
実は、アラサーになってから服が似合わない問題にも直面していて、服と自分について調べていたこともあり、こんな感じになりました。
条件は、自分に似合う年相応の服とか、パンツスタイルだけ、とかでもなんでも大丈夫です。
自分のテンションが上がる服=自分が着たい服!
安いから、流行っているから、みんなが来ているから…と妥協すると、着る服がない!という問題が起きるので、自分の心の声と予算を大事に服を買いましょう!
「着る服がない」と気がついたら、それは惰性で服を買っているとき!本当に自分な必要な服を揃えるために、クローゼットの点検をしよう
着たい服がない…
毎日のコーディネートに悩むのは、ライフスタイルが変わったり、服を買ったときから体型が変わったからだったりと、色んな原因があると思うのですが、そんなときだからこそクローゼット整理はやるべきなんだと思います。
- フランス人は10着しか服を持たない
を読んで、自分のライフスタイルについて振り返り、
- お金をかけずにシックなおしゃれ 21世紀のチープシック
を読んで、実際に「今の自分」に必要な服が何かを確認する。
お金に余裕はないけど、しっかりした生活を送りたいアラサーな私にぴったりの本でした。
クローゼットは毎日使うものだからこそ、見直して「今の自分」にあったものにしたいですね。
着るものが見当たらなかったクローゼットから、毎日おしゃれが楽しくなるクローゼットになった私、きなこ(@kina0ko0)がおすすめいたしました☆